京都府にある『松尾大社(まつのおたいしゃ)』は、賀茂神社と並ぶ京都最古の神社と言われています。
こちらは赤鳥居と呼ばれる二の鳥居で、少し手前に平成大鳥居と呼ばれる一の鳥居があります。
松尾大社について
松尾大社(まつのおたいしゃ)は、古来より本殿の背後の松尾山の山頂付近にある、神が降臨するという 磐座(いわくら)に神様を祀る京都最古の社の一つです。
御祭神は、大山咋神(おおやまぐいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。
近世以降は醸造祖神として、全国の酒・味噌・醤油・酢などの製造及び販売の方から信仰を集めています。
「お酒をいつまでもおいしく楽しく飲むために」と参拝する方もおられます。
松尾山の自然を感じられる境内
松尾造りと呼ばれる珍しい建築様式で、重要文化財にもなっている本殿でお参りをしました。
本殿のすぐ背後に松尾山がある境内では、松尾山がすぐそばまで迫っていているかのような感覚になります。
力強い自然を感じることができて、とても気持ちが良いですよ。
他にも松風苑三庭という現代庭園や霊亀の滝、酒造りの名水や延命長寿の水として有名な亀の井という霊泉があります。
拝殿には大きな干支の絵馬が飾られていて迫力があります!
神輿庫やお酒の資料館も
松尾大社はお酒の神様なので、神輿(みこし)庫には全国の酒造家から奉納されたこも樽がたくさん積まれています。
神輿庫にズラリと並ぶ、こも樽は圧巻です!
他にも神社とお酒の関わりを紹介した無料のお酒の資料館もあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか♪
神様の使い、亀と鯉
松尾大社では亀と鯉は松尾大神様のお使いとして、崇められています。
境内には『幸運の撫で亀』と『幸運の双鯉(そうり)』の像があるので、撫でてお参りをして亀は不老長寿、鯉は出世開運の御守護を授かりましょう!
他にも神使の庭・亀と鯉があり、こちらにも亀と鯉の像がありますよ。
松尾大社の御朱印
松尾大社の御朱印は授与所で初穂料300円で授かることができます。
御神紋の二葉葵と、左下には亀の御朱印が押印されています。
ピーナッツ先生のヒトコト
松尾山の自然の力強さを感じられる素晴らしい境内でした。
人気の観光地・嵐山にも近いので、ぜひ訪れて亀と鯉の御利益にあずかってくださいね。
松尾大社(まつのおたいしゃ)
※最新情報は公式サイトなどをご確認ください
住所:京都府京都市西京区嵐山宮町 京都市西京区嵐山宮町3
電話:075-871-5016
時間:9:00~16:00(平日・土)・9:00~16:30(日・祝日)
交通:【電車】阪急電車「松尾大社」駅下車、徒歩3分【バス】市バス「松尾大社前」バス停下車、徒歩3分
駐車場:あり(無料)